東日本大震災から5カ月以上の歳月が流れたが、プロゴルフ界の支援活動は、もちろん今も続いている。
7月の欧米両ツアー共催のエビアンマスターズで今季初優勝を飾った宮里藍は、賞金約3800万円のうち2000万円を日本赤十字社を通じて被災地へ贈ったことを明らかにした。東北高校出身の宮里はすでに、兄2人と一緒に2000万円を寄付しており、今後も支援を続けていくことを表明している。
一方、今季の国内戦、海外メジャーでの獲得賞金すべてと1バーディにつき10万円を寄付することを宣言している石川遼は、ブリヂストン招待で優勝争いの末、4位と大活躍。しかしWGCはメジャーではないため、約2500万円という高額な獲得賞金は残念ながら義援金対象外。メジャー最終戦全米プロに期待が集まったが予選落ち。現在の義援金額は約7419万円で、今後は国内での活躍に期待がかかる。
被災者たちには短期ではなく長期的な支援が必要。藍や石川のようなスーパースターが義援金活動をアピールすることは、世界中が長く支援の意識を持ち続けるためにも大きな意味を持っている。
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