三塚優子の逆転優勝で大いに盛り上がっていた日本女子プロ最終日。実は、会場のキングフィールズGCに「ニセカメラマン」が出現していた。
7番ホールのロープ内に入り、小さなビデオカメラを回す30代と思われる男性がいた。
一般ギャラリーによる撮影行為はもちろん禁止だが、彼は「神奈川新聞です」と名乗ったという。しかし、カメラマンの腕章もしていないし、名刺の提示を求めても「忘れました」と言い逃れたという。
現場に居合わせた人によると、「あまりに堂々とした態度だったので、本物の撮影クルーの別動隊かなと思いました。それにしてはチャチなカメラだなあと気にはなっていたのですが」
結局、その正体不明の盗撮「ニセカメラマン」はその場で係の注意を受けたが、その後、ギャラリーに紛れて逃走してしまったという。
女子プロの人気ぶりを表しているような出来事ではあるが、ゴルフではマナーやルールを守るのがプレーでも観戦でも大事。こんなトンデモギャラリーにはなりたくないものだ。
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