かつて世界ジュニア(98年)や全国高校選手権春季大会(97年)などを制し、「天才」の呼び声高かった弘井太郎が、齢30にしてチャレンジツアーで初勝利を挙げた。
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やっと勝つことができました
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9月21~22日に開催されたチャレンジⅡ。首位と1打差の2位でスタートした弘井は、最終日6アンダーをマークし、トータル11アンダーでフィッシュ。菊池純とのプレーオフに突入したが、3ホールまで両者パーと白熱の展開。4ホール目で弘井がバーディをとって決着した。
「流れは完全に菊池さんだった。でもやっとバーディがきてくれて、最高に嬉しい」と、喜びを爆発させた。
弘井はプロ8年目。162センチと小柄なこともあり、プロの世界に入ってからは苦労したが、今回の優勝で9月29日からのレギュラーツアー、東海クラシックへの出場権を獲得。一気に波に乗りたいところだ。
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