週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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ようやく決まったタイガーの3代目相棒は
カプルスの元キャディ

2代目

　空席だったタイガー・ウッズの新キャディがようやく決定した。初代M・コーワン、2代目S・ウィリアムスに続く3代目の専属キャディに選ばれたのは、意外な人物だった。

「（新キャディの）ジョー・ラカバは、僕がアマチュアの頃から知っている素晴らしいキャディ。彼にバッグを担いでもらうのが楽しみだ」とタイガーがツイッターで呟いたのが9月26日。

　ラカバはフレッド・カプルスの元キャディで、最近は、ダスティン・ジョンソンのキャディも務めていた。コンビで先日のプレーオフシリーズ初戦を制するなど、ジョンソンとの関係は良好だと思われていた。

　ところがプレーオフシリーズ終了と同時に、ラカバからジョンソンに別れを告げたという。世界ランク5位につけ、今後ゴルフ界を背負って立つと目される若手の代表格ジョンソンの元を離れ、ここ2年優勝のないタイガーにつくのはなぜか？

　関係者によるとラカバには12歳と14歳の子どもがおり、以前から家族と過ごす時間を優先したいという思いがあった。だがジョンソンは、来シーズン欧州ツアー進出も考えており、海外遠征の機会が増える。その点、タイガーはたとえ完全復活しても出場する試合は限られており、ラカバが家族と過ごす時間もそれだけ増えるというわけ。

　タイガーがキャディとしてラカバに寄せる信頼。ラカバが求める家族と過ごす時間の確保。両者の利害が一致したことで新コンビ誕生と相成ったようだ。

　ニューコンビ初戦はフォールシリーズのフライズドットコム。新相棒との復活Vなるか注目だ。

　
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