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派手な勝利はないが、コツコツ賞金を積み上げたルーク
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世界ランク1位のルーク・ドナルドの欧米ツアーW賞金王が、現実味を帯びてきた。
米男子ツアーはプレーオフシリーズを終え、フォールシリーズ4試合を残すばかりだが、現在賞金ランク1位に君臨するのがドナルドだ。
プレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権で3位に入り、トップのウェブ・シンプソンを抜いて1位に浮上。今後行われるフォールシリーズは、シード権当落線上の選手などが鎬(しのぎ)を削る場で、トッププロは出場しないのが常。となると、このまま上位の順位は変わらず、ドナルドが米賞金王に輝く可能性が大きいというわけだ。
実はドナルド、欧州ツアーでも現在2位のローリー・マクロイを約1億6000万円以上引き離し、断トツのトップ。欧州ツアーは12月まで続くため、最終戦まで断言はできないが、出場すればトップ10を外さない(今季欧州ツアーでトップ10を外したのはわずか2試合だけ)安定感抜群のドナルドのこと。過去に世界の頂点に立った欧州の雄、セベ・バレステロスやニック・ファルドらも成しえなかった前代未聞の欧米W賞金王に“ルーク”がチェックメイト?
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