週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/1号
2011/10/24更新

日本人の血流れる米国人、
ファウラーがお隣り韓国でプロ初勝利

 ワンアジアツアーの韓国オープン(賞金総額10億ウォン=約6700万円)で、招待選手のリッキー・ファウラー(22)が通算16アンダーで2位のローリー・マクロイ(22)に6打差をつけて、ツアー初優勝を果たした。

 ファウラーは韓国オープンも初出場だが、2年連続で同大会に出場したマクロイとは親友の間柄。趣味のオートバイの話題などで盛り上がりながら、リラックスしてプレーできたのがよかったという。取材記者の一人が語る。

「招待選手には一人当たり2000万円以上のアピアランスマネー(出演料)が支払われたと噂されています。どうりで機嫌がよかったのか、ファウラーは記者団から、キャップを反対にかぶって米ツアーから警告を受けた件を聞かれたときにも、『これが僕のスタイル。少しも気にしないよ』と答えただけでなく、『僕の血の25パーセントは日本人の血が混じっている。僕は東洋が大好きだ』とリップサービスをするほど機嫌がよかったですよ」

 マクロイやファウラーら、海外からの招待選手への出演料で大会予算オーバー、今年、日本の賞金王レースを引っ張るベ・サンムンがとばっちりを受けた。

 韓国オープン1週間前まで、ベの出場交渉が続いていたが、結局時間切れと予算不足で、ベの招待は流れてしまったそうだ。今後、主催者のKGA(韓国ゴルフ協会)とベ側との感情的なもつれが長引きそうだという。

 マクロイはすでに韓国オープンの常連で、周囲には「韓国は大好きだ」と漏らしている。莫大な招待選手ギャラだけでなく、韓国側の手厚いもてなしが気にいっているという。

 初優勝で味をしめたファウラーも、韓国ばかりでなく、今後は25パーセント血が流れている日本にも足をのばしてほしいものだ。

 
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