週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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事情聴取に「 乗らず」
飛行機に「乗った」ファンくん

　マイナビABC最終日で一時トップに立ったメガネキャラの韓国プロ、ファン・ジュンゴンが失格に。競技委員が裁定するために、ファンに事情を聞こうとしたが、「お任せします」と裁定を待たず、コースをあとにしてしまった。

　18番パー5。ファンは2打目を池に入れて、ウォーターショットに挑戦。ピンにからむナイスショットを見せた。しかしテレビを見た視聴者から「構えたときに水面にソールしたんじゃないか」との問い合わせが。

　VTRで確認したところ、そのようにも映って見えたが、選手は意見を言える立場にある。同じ日、富田雅哉が18番で2度目のウォーターショットにチャレンジする際、同様の問い合わせがあった。しかし本人が「ソールしないように気をつけていたからそれはない」と主張し、同伴競技者の増田伸洋、上井邦浩もソールしていない、との判断だったため、ペナルティなしの裁定が下された。

　ファンにも同様の可能性があったが、翌週のHSBC出場で上海行きの飛行機に乗り遅れるからと、事情聴取を受けず、早々に会場を引き揚げたのだ。

　失格にならなければ、賞金が200万円近く入っただけに、飛行機に乗らなくても、事情聴取には乗るべきだった？

　
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