米国アマの間では、一部に品切れが出るほど急速に人気を集めるベリー(中尺)パター、ロング(長尺)パターだが、日本のアマチュアの間ではそれほど普及していない。そのマーケットを狙ってか、今月、キャロウェイゴルフがオデッセイのラインナップに同パター2種を加えることになった。
同社は今月18日からオデッセイの「ホワイトアイス ダート」パターに、新たに中尺と長尺を加える。
オデッセイの中尺といえばフィル・ミケルソンが、この9月から実戦で使用。それを契機にして、米国市場では中・長尺パターが飛ぶように売れだした。
米・大手ショップチェーンのゴルフスミスは「中尺、長尺パターは一時の流行ではなく、トレンド商品で大きな成長の可能性がある」とのコメントを発表した。
日本でも、ツアープロの使用率アップにより、中・長尺パターに関心を持つゴルファーが増えているようで、週刊ゴルフダイジェスト編集部にも中・長尺パターに関する問い合わせの電話が度々かかるようになった。
「ストロークを安定させたい方、オートマチックにストロークしたい方をはじめ、新しいパターを試したいという方は使ってみてください」とキャロウェイ。
なお、ピンゴルフからも昨年発売のスコッツデールシリーズに中・長尺パターがラインナップされている。
パットに悩むゴルファーは、一度試してみてはいかがだろう。
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