ダンロップで武藤俊憲も白ヘッドのドライバーを使っていた。今季はほかにも、様々な試合で白ヘッドのドライバーを見た印象があるが、どんなプロが使っていたのだろう。またプロの間で人気があるからといって、アマにも「白」は使いやすいのだろうか。
まもなく、クラブの各分野で今年のヒット商品の番付が発表される季節になったが、ドライバーではテーラーメイドの白いヘッド、R11が横綱にランクされることは間違いないだろう。
R11のほか、日本仕様のバーナースーパーファスト2.0Jも白ヘッド。R11は日本プロ(河井博大)を含め、今季日本で5勝、バーナーのほうもダンロップフェニックスの武藤で1勝(いずれも11月21日現在)。
こうした流れもありアマチュアのあいだでも、3月の発売以来、R11は27週連続で売上本数トップ(GfKジャパン調べ)。しかしプロが実績をあげているからといって、誰でも簡単に打てるのだろうか。試打キングこと堀越良和プロに聞いてみた。
「武藤が使っていたTPは別として、基本的にはアマにもやさしく使えるドライバーでしょう。シャフトのバリエーションが多いし、ロフトやフェース角も調整できるので、初中級者から上級者まで、たいていの人に対応できるはずです」(堀越プロ)
2つの違いは、というと「R11はボールがつかまりやすいし、楽に上がる。バーナーのほうはスピン量が少なめなのでハードヒッター向き」(同プロ)
アベレージやシニアの上級者ならR11、ハードヒッターが低スピンで飛ばしたいならバーナー、といったところか。
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