日本シリーズ、2年連続で優勝を争った谷口徹と藤田寛之。歳も近いし、身長も谷口169センチ、藤田168センチとほぼ同じ。プレースタイルの共通点も多い。
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上田桃子の復活勝利にも一役買った谷口
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週刊ゴルフダイジェスト誌12月20日号「プロが選んだアプローチ&パット番付」で両部門の1位に輝いたのは谷口徹。藤田寛之もアプローチ部門で3位、パット部門2位の結果だった。
同業者から絶賛されるショートゲームの「うまさ」が2人の持ち味で、多くのプロが「構えた瞬間、入る気がする」と口を揃える。
ゴルフの共通点はそれだけではない。
平均ストロークは4位70.11の藤田に対し、谷口が6位で70.36。わずか0.25打差だ。パーキープ率の高さも、藤田2位で谷口3位。アプローチ、パットだけでなく、サンドセーブ率も谷口が14位で藤田15位。ボギー数に至っては、谷口の182個に対して藤田が184個と、年間で2つしか差がない。
今年の賞金ランキングも谷口が3位で藤田が4位と、その差250万円ほど。
谷口43歳、藤田42歳と、歳もひとつしか離れていない“似たものプレーヤー”のベテランの奮闘が、来年も楽しみだ。
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