世界中のゴルフファン、関係者が注目するのは、日本から石川遼らが出場するタイ選手権。そのタイはこの秋、大洪水に見舞われ、ゴルフ関係にも大きな被害があったが現状は?
タイの大洪水は冠水地域だけでも四国の面積に迫る1万6000m2に及んだと伝えられる。そのために12月3日と4日に予定されていた女子ゴルフの日韓対抗戦は中止となった。タイは日本人ゴルファーにとっての冬季の人気エリア。現状が心配されるが、バンコクで主に日本人ゴルファーを対象に営業する旅行代理店のキャンネットに問い合わせると「バンコク郊外のごく一部コースが現在も休業していますが、ほとんどのゴルフ場は通常営業に戻っています」とのこと。正月休みのゴルフ旅行も心配無用とのことだ。
また日系企業も多いタイ国内の工場の操業停止だが、先月から続々再開が伝えられている。クラブ製造大手の遠藤製作所も「所在地の工業団地が堤防を築くなど対策を講じてくれたおかげで操業停止は5日間だけでした。10月から通常操業で、製造しております」と語る。もちろん地域によって復旧はまちまちだろうが、被害から急速に立ち直っているようだ。
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