メディアの調査・分析を行っているニホンモニターが11年1月~11月のCM出稿状況をもとにまとめた「2011タレントCM起用社数ランキング」によると、男性タレントの部門で堂々の第1位になったのがハウス食品、第一生命、コナカなど17社のCMに登場した石川遼だった。
石川は08年にCM初出演し、翌09年には早くも年間ランキング1位を獲得。10年もトップだったから、これで3年連続してCMキングに輝いたことになる。
11年の石川は未勝利で賞金王を逃した。また2月の道路交通法違反(無免許運転)での書類送検、10月の恋人発覚などでも世間を騒がせた。しかし、そのマイナスはなく、スポンサーにとってその爽やかな笑顔と誠実な性格は大きな魅力であるようで、さまざまな業種が石川を起用。10年と同数の17社のCMでV3となった。
「12年のトップもまず安泰だろう。4大メジャーで好成績を修めれば、さらに増える可能性もある。ゴルフ界では100年に一人の逸材だが、それはCM界にとっても同じ。芸能人、スポーツ選手も含めてこれだけのキャラクターはめったに出てこない」(広告代理店関係者)
ちなみに、ゴルフ界では宮里藍、横峯さくらがそれぞれ4社、池田勇太が2社に起用されているが、その数は足元にも及ばない。石川の人気のすごさは、まさに桁外れといったところだろう。
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