20歳の石川遼と19歳の松山英樹。2人とも年末年始に体重を増やして、先週、ハワイでのソニーオープンに臨んだ。
太りやすい体質なのか、松山は体重の増減が激しい。去年は、7月の日本アマで年初から8キロ太り、それから3カ月後の日本オープンのころには4キロ痩せてみせた。
ハワイに出発する前、マスターズの招待状披露の席に登場した年頭の松山の顔はふっくら。頭髪を尖がらせたモヒカンふうの“ベッカムヘア”とは対照的に、アゴは丸みを帯びていた。
年末年始はクラブを握らず、あまり動かなかったようで、体重は人生マックスの87キロに。1カ月前の日本シリーズ時から4キロ増えたという。
実は松山、ジュニア時代から慕っていた親戚の柔道家に「95キロまで増やしたほうがいい」と言われたそうで、体重増にも「自分は動けるデブ」と動じない。「それにあったかいハワイで動けば自然に体重は落ちます」と話していた松山だったが、現地入りしてすぐに発熱。目論見は外れてしまったようだ。
一方の石川遼だが、トレーニングによる筋肉増量で、こちらも人生マックスの72キロにアップ。年末年始も休まず、鍛えに鍛えた肉体で成人式に参加。祖父が仕立てたスーツを身にまとう遼のボディラインは凛々しかった。
遼は夏場にバテて体重が減りやすいが、昨年はトレーナーの仲田健氏のもと、筋肉量をアップし、体重増加に成功。夏バテを克服した。
同じ「体重が増えた」といってもちょっと中身が違う。体調管理ということでいえば、遼に一日の長があるようだ。
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