週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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春節の買い物旅行。
光りもの好きな中国人ゴルファーが東京で買ったもの

　先週は中華圏の春節（旧正月）にあたり、多くの中国人観光客が日本を訪れた。近年急増している中国人ゴルファーも来日して、都内のゴルフ売り場で買い物をしている姿が見られたが、彼らはいったい東京で、どんなものを買い漁っていったのだろう。

　都内の主な大型店舗に聞いたところ、最も売れたのは意外なメーカーのクラブだった。「中国からのお客さまは、『カタナゴルフ』のゴールドモデルを購入される方が多かったです。この3日間でドライバー（免税価格で9万円）が10本ほど売れて、フルセット（免税価格で21万円）で購入した人もけっこういました。日本製への人気と、金の光りモノが大好きな中国人らしい買い物だと思います」（都内量販店ゴルフ担当者）。

　経済の中心地、上海市内だけで年収5000万円以上が100万人もいるといわれる中国。そうした富裕層のあいだでは、精巧な日本製の“金ぴかクラブ”をひけらかしてゴルフをすることが流行っているようだ。

　一方、ボールなどの小物に関しては「消耗品は免税対象外となるため、ボールのまとめ買いは少なく、ネーム入れサービスを利用する方が何組かいましたが」（別の量販店ゴルフ担当者）とのこと。

　バブルが弾けかかっていると指摘される中国だが、物欲は衰え知らずのようだ。

　
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