今週、米LPGAツアーがISPSハンダ豪州オープンから開幕する。しかし、米ツアー登録選手の宮里藍、上田桃子、宮里美香の3人とも第1戦はスキップ。第2戦のホンダタイランドから3人揃って、今シーズンのスタートを切ることになった。
米アリゾナでピア・ニールソンや兄の宮里優作らとゴルフ合宿中の藍は、「米国から出発して、アジアを転戦するにあたり、移動距離も長いので、シーズン序盤の体調面を配慮して開幕戦は欠場することにしました」
たしかに、オーストラリアでの開幕戦に出場すると、タイ(第2戦)、シンガポール(第3戦)と続き、いきなりのハードスケジュールになる。一昨年、2連勝したゲンのいいタイとシンガポールの大会で全力で戦うためには、初戦欠場は賢明な選択かもしれない。
東京でトレーニング中の桃子は当初、開幕戦からの出場予定だったが、「しっかり体を作って、不安のない状態でシーズンにのぞみたい」という理由から1週、開幕を遅らせた。フロリダのIMGアカデミーでトレーニング中の美香は、昨年末からスタートは第2戦に決めていた。
「フィジカルトレーナーと6週間のトレーニングプログラムを作成したんです。まだ、そのときには、米ツアーのスケジュールが決まっていなかったので、プログラムがちょうど終わるタイからの出場に決めました」
三者三様、初戦から全力投球、スタートダッシュしたいというのが、開幕を1週ズラした理由だった。
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