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推定年収6100万ドルのミケルソン。金に困ることは…
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ゴルフ殿堂入りを今年の5月に控えたミケルソンの周辺が何やら慌ただしい。今年に入ってサンディエゴ郊外のランチョサンタフェにある豪邸が売りに出されていたのだ。
6000坪の広大な敷地には5ベッドルームと7つのバスルームを備えた母屋のほかにゲストハウスが2棟、プールにパッティンググリーンまで完備。バスルームのガラスはなんとバカラ製という豪華さ。
売却希望価格は709万5000ドル(約5億5000万円)。不動産業者によるとリーマンショック前の08年には、時価1000万ドルを遥かに超えていた物件なのだとか。
なぜこの時期に売却に踏み切ったのか。あるいは今後どこに引っ越すのか、本人は一切、語っていないが、一説によると昨年同地で大きな山火事が起きたとき、火が自宅間近まで迫り、一家は一時別荘に避難しなければならず、そのことがトラウマになって売りに出したという話も。
また「フィルは“この家は狭過ぎる”と言い出した。一家はもっと大きな邸宅に移り住むらしい」と噂する情報筋もいる。
本業では昨年4月のシェルヒューストンでの優勝以来、勝ち星から遠ざかっており、トップ10入りは昨季9月が最後。今季は地元サンディエゴのトーリパインズで行われたファーマーズインシュアランスで予選落ちを喫し、世界ランクは現状トップ20をキープするのがやっと。
殿堂入りが決まったときには「まだまだ勝ちたい。目標は50勝。もちろんグランドスラムも狙っている」と威勢がよかったが、41 歳になったミケルソンにかつての勢いはない。
私生活では愛妻家、マイホームパパのイメージが強いが、一方では「ギャンブル好き」とも。豪邸売却の裏にどんな事情が隠されているのか。難病に罹った娘の治療費捻出のためではないかとのウワサもあるが、はっきりしていない。
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