リシャフトマーケットのターゲットはプロを除けば9割以上が男性ゴルファーといわれているが、そんな市場に「本格的アスリート志向の女性専用」をうたうシャフトが登場した。果たして狙いは?
発売したのは釣り具メーカーとして知られるオリムピックで、同社はカーボンシャフトメーカーでもある。
女性アスリート向け「PDA-127M」は全長に4軸組布とグラファイトクロスを採用。ゆったりしたテンポで振っても適度にしなり、大きめのトルクでヘッドが走るのが特長という。女性はゆったりと振る人が多いことからいえばズバリなのだろうが、それにしても「アスリート志向」でしかも「女性専用」とはいかにもニッチのようにも思えるが。
「あったらあったで面白いのでは、と開発しました。先日行われたゴルフフェアでも、ティペッグまで自分で用意して試打していた女性もいたほどですから、掘り起こせば意外に需要があるような感触を持ちました。まずはきっかけづくりですね」(企画開発部・野村一樹次長)
メーカー希望小売価格は3万1500円。“青ティ女子”が新たなマーケットになり得るかどうか、今後に注目したい。
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アスリート女子の心をつかめるか
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