週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 3/20号
2012/3/12更新

全英OP最終予選。
市原笑って松山、伊藤泣く

 昨年のマスターズローアマの松山英樹が、あと一歩のところで全英オープン出場を逃した。


全英オープン出場へ、明暗を分けた市原(左)と松山

 英ロイヤルリザムアンドセントアンズで行われる今年の全英オープン。本戦出場をかけてタイのアマタスプリングスCCで3月1、2日に行われたアジア最終予選会に挑戦した松山。初日3位タイと好発進、2日目も前半で6バーディを奪う好調なプレーで、一時2位に2打差の単独トップに立った。本戦出場を確実にしたかに見えたが、70人以上が出場し、たった4枚の切符を争う戦いは甘くはなかった。9アンダーで迎えた12番で大会初のボギーを叩くと、16番でダブルボギー。17番もボギーとすると、最終18番ではまさかのトリプルボギー。なんと上がり3ホールで6オーバー、後半ハーフは「43」。通算2アンダーで10位タイに終わった。

 12人が出場した日本勢で、唯一、本戦切符をつかんだのは、松山と同じ3位タイで2日目をスタートした市原弘大だ。2日目も3バーディ、ノーボギーの安定したゴルフで通算6アンダー。単独3位で通過した。 昨年も予選から挑み、5位タイで惜しくも本戦に進めなかっただけに、喜びはひとしお。「最高の気分。今からプレーするのを楽しみにしています」アジアツアーでコツコツとプレーを続けてきた経験が、この粘り強さにつながっている。

 昨年のANAオープンで優勝争いを演じた杉並学院高1年の伊藤誠道も本戦を夢見て挑戦したが、初日の80が響いて通算10オーバーで49位タイ。厳しさを味わう結果となった。

 
【関連記事】
2012/ 2/14 生前のセべが、プレーヤーが注目。いまモテキの松山英樹
2012/ 1/31 マスターズ招待の松山、飛行機はビジネスOKの太っ腹
2011/ 8/16 「天才少年」もいまや29歳。二股・市原弘大が目下、好調の理由

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフ会員権情報
ゴルフダイジェストの会員権情報です