小金井CC(東京都)が07年にクラブハウスを改装した際、名門クラブにもかかわらず女性用施設を充実させて話題になったが、この春、女性のための施設改善に力を入れるメンバーシップコースが増えている。
鎌ヶ谷CC(千葉県)は昭和56年に完成したクラブハウスを全面的にリニューアル。女性向けのロッカーをメンバー用・ゲスト用共に増設し、今月から使用を開始した。
水海道GC(茨城県)では女性浴室内の洗い場、ロッカー、脱衣所のパウダールームの数を増やし、2月18日から使用を開始している。
また、相模湖CC(神奈川県)、大浅間GC(長野県)は昨年内に女性向け設備の新装・増設を行っている。また、トーヨーCC(千葉県)は3月6日に新装した女性向け設備の使用を開始した。
相次ぐ改装の背景には女性ゴルファーの急増に目をつけ、特に平日の利用者や今まで少数だった女性会員を増やそうとする目論見もあるようだ。
「とくにここ数年、女性ゴルファーが増加し、当クラブの会員になることを希望する方も増えました。そこで、今後はクラブの経営を安定させるためにも女性ゴルファーを受け入れる体制を強化し、女性会員数を増やそうと判断し、クラブハウスを改造しました」(鎌ヶ谷CC須藤和広営業課長)。
元気な女性ゴルファーを取り込もうという動きは、これからもますます活発になりそうだ。
【関連記事】
2012/ 3/13 釣り具メーカーが“青ティ女子”向けシャフトを出した。なぜ?
2011/ 9/ 6 50年目の報知アマ、初の女性出場者はビューティクィーン!
2011/ 4/19 働く女性の意識が変わった?「ゴルフを習った」人が急増!
|