週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 6/5号
2012/5/28更新

18番のウォーターショットはもう見られない?
どうなる、太平洋マスターズ


御殿場では数々の名場面が生まれたが…

 昨年は松山英樹がアマチュア優勝し、一昨年は石川遼が勝つなど、毎年、激戦が繰り広げられている人気大会、三井住友VISA太平洋マスターズ。ところが、太平洋クラブの民事再生申請により、太平洋御殿場での開催が危ぶまれる事態になった。

 今年は40周年記念の同大会。三井住友VISAカード、太平洋クラブ、TBSの三者共催で大会を行う予定でいたところ、今年1月に太平洋クラブが民事再生を申請。一気に雲行きが怪しくなった。

 アコーディアゴルフとスポンサー契約を結ぶことで事業再生を目指すことになった同社だったが、4月にアコーディアの“お家騒動”が勃発。さらにアコーディア対PGMのバトル、両社の経営統合という話まで出て、試合の準備どころではなくなってしまった。

 ツアーを主催するJGTOは「すでに契約書も交わしており、大会は開催する方向で何も変わっていません。また、万一、開催に問題が起こったとしてもJGTOがリスクを背負ってでも何らかの形でその週(11月第1週)にトーナメントを行うということが理事会で決定しています」(山中博史専務理事)と、成り行きを見守りつつ、開催は保障するという方向性を示している。

 
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