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週刊ゴルフダイジェスト 7/10号
2012/7/2更新

空き週だから、シード選手は
東へ西へ出かせぎ稼業


人気者、宮里兄弟の参加で九州オープンは盛り上がった

 ツアー選手権からミズノオープンまで、男子ツアーはまる2週間お休みだった。その間、石川遼や藤田寛之、谷口徹らは全米オープンに出場していたが、そのほかのプロたちはなにをしていたのだろう。

 レギュラーツアーは休みでも、各地でさまざまな試合が行われていた。なかでも最大級は6月15日~17日に開催された優勝賞金500万円の九州オープン。例年はツアー競技と重なる9月の開催だったが、シード選手も出やすいようにと今年から日程を変更。その甲斐あって、小田孔明、小田龍一、諸藤将次、宮里聖志、優作など九州・沖縄出身のシード選手が多数参加して盛り上がった。

 そんな強豪を制して優勝したのは、プロ15年目の米倉健太郎(35)。アマ時代の米倉は、日本ジュニア(91年、中学生の部)で優勝。日本学生(97年)を制した翌年にプロ入り。しかしその後は、これといった成績を挙げることができなかった。この大会は日本オープンの予選もかねており、米倉も出場権獲得。「プロになってやっと勝てました。日本オープンでも頑張ってきます」と話した。

 池田勇太、山下和宏、上井邦浩らが出場したのは、6月15、16日に行われた奈良県オープン。試合は山下とのプレーオフの末、溝口英二が優勝。溝口は47歳のベテランでツアー2勝の実績もあるが、07年にシードを失って以来、低迷が続いた。

 6月6、7日に行われた山梨オープンでは、中嶋常幸の長男、雅生が初優勝した。

 
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