国内女子ツアーが唯一米ツアーとジョイントするミズノクラシックに、今年は宮里藍が出場しないことが明らかになった。
藍を直撃すると「最終戦までのトータルなスケジュールを考えたうえでの決断です」とのこと。
米女子ツアーは10月19日からアジア4連戦。翌週はメキシコでロレーナ・オチョア招待、さらに最終戦のCME(米フロリダ)まで、休みナシの6連戦。そこで選手はアジアのどこか1試合か、メキシコをスキップするかの決断を迫られる。
「移動距離が長いと体調的にもきついし時差ボケもある。荷物がちゃんと届くか不安もありつつ転戦しているので、どこかで休みをとらないともたない」(藍)のが実情らしい。
藍はミズノを欠場し、韓国のハナバンクに出場するが「それを含めて、今年はいつもとは違う新しいスケジュールに挑戦している」という。
円安の頃は高額賞金が魅力だったミズノだが、今年はアジア4連戦でもっとも賞金が低い総額120万ドル。マレーシアの190万ドル、韓国の180万ドル、台湾の200万ドルに比べると、ちょっと見劣りしてしまう。
さらに藍は、瀬田から賢島に舞台が移ってから、コースとの相性が悪いのか、成績がふるわず、06年の7位タイが最高。ここ2年は69位タイ、77位タイとよいところがない。
日本のファンにとっては藍の勇姿が見られないのは寂しい限りだが……。
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