未定だった女子の日韓戦の開催コースが、ようやく韓国・釜山のベイサイドGC(12月1~2日)に決まった。
日本チームはマスターズGCまでの賞金ランキング上位12人。トップのジョン・ミジョンやアン・ソンジュら韓国選手らが6人いるので、そのぶんは繰り下がる。韓国チームは日米韓ツアーからそれぞれ招集した12人で構成。
釜山へはちょうど大会週の11月28日、LCC(格安航空会社)として話題のエアアジアから成田便が就航する。
ネット予約サイトを見ると、11月1日時点で、11月30日出発12月3日帰国の往復で1万8720円~(燃油サーチャージ&諸経費込)と超格安だ。福岡からは高速船・ビートル号で3時間2万4000円と、こちらも安く、利便性がいい。
しかし、釜山の12月の例年の平均最高気温は5度程度という寒さ。なぜ、そんな寒いところで行われるかといえば、ひとえに「スポンサーの意向」によるものだという。
先週、上海で行われたフィギュアスケートグランプリ大会は、尖閣問題で、浅田真央や高橋大輔がSPを帯同するなど、物々しいものだったが、今年の日韓戦も竹島問題の影響が懸念されている。
しかし、横浜CCで行われた日本女子オープンは、優勝した中国のフォン・シャンシャンら外国勢にも盛大な拍手が送られるなど、日本のギャラリーは穏やかだった。
韓国のギャラリーも、アウェイの日本選手の活躍をあたたかなフェアな目で見守ってほしいものだ。
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