週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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来年は23試合、６週空きも。
男子ツアースケジュール

　国内男子ツアーの来季日程が発表された。国内開催は１増３減で、過去最低の23試合に減少。しかし、３月開催のワンアジアツアー競技２試合を共催としたことで、ツアー規模は今季と同じ25試合ということになった。

こんな名物シーンも来年は見られない

　１増３減の内訳だが、新規は11月開催のＨＥＩＷＡ・ＰＧＭドリームカップ。開催中止はとおとうみ、サンクロレラ、キヤノン。

　とおとうみ浜松は２０１１年から「みんなでつくるゴルフトーナメント」を合言葉に、冠スポンサーなし、地元の協賛企業などの支援で実施してきた。特に、第１回大会は大勢のギャラリーを集め、競技も盛り上がり、長時間のＢＳ放送も大いに注目された。一時は来季も開催の見通しが伝えられたが、この不況下、協賛が思うように集まらなかったようだ。

　一方の新規競技だが、ＰＧＭはアコーディアと並ぶ、国内最大手のゴルフ場運営グループで、平和はその親会社。ＰＧＭは、現在アコーディア株をＴＯＢ（公開買い付け）している最中なのは前頁でお伝えしているとおり。実現すれば、まさしく業界のリーディングカンパニーになるわけだが、その前にゴルフツアーに乗り出すことになる。「夢のある開かれた日本最大のプロゴルフトーナメント」を目指すということだが、賞金額など詳細の発表はまだだ。

　なお、ツアー側は６週連続空き週となる７～８月に、マレーシアなどでの共催競技を模索しているという。海外での共催も、今後の展開が注目される。

　
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