週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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前評判高かった
マクロイのカチャカチャドライバー発売。出足好調

　今夏からプロが使用開始し、すでに多くの勝利をあげているタイトリストの９１３ドライバーが11月23日に発売になった。前評判が高かったせいか、発売直後のショップ売上は、タイトリスト最大のヒット作となった前作９１０を大きく上回っているという。

FW とUT は来年２月発売だ

　現在、世界ランキング１位で、来年からナイキ契約となるローリー・マクロイは９１３ドライバーで３勝を挙げ、欧米Ｗ賞金王の原動力となった。マクロイやほかのプロの活躍で、早くから話題になっていたことが販売好調の理由のようだ。性能面では９１３は鍛造チタンフェースを採用したのが前作９１０と異なる点で、それによりボール初速が上がったという。

　来年２月には、さらにフェアウェイウッド９１３Ｆとユーティリティ９１３Ｈが発売予定。９１３Ｆは、あまりＦＷを変えたがらないツアープロがスイッチするケースも多く、マクロイも長年愛用した９０６Ｆから替えて今年の全米プロを制している。契約プロでルーキーの川村昌弘も９１３Ｆを使用し「10～20ヤード飛距離が伸びた」と高評価。すでにＵＴ部門でツアー使用率1位を獲得している。

　９１３はすべてのモデルにロフト角とライ角を独立して調整できる弾道調整システム（シュアフィットツアー）を採用。ドライバーのシャフトは９１０から流用可能だが、新しいＦＷとＵＴはホーゼルが変わり互換性はないとのこと。購入の際は気をつけたい。

　
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