テーラーメイドが、トム・ワトソンやヤニ・ツェンらの使用でも知られるアダムスゴルフの日本国内展開を開始する。親会社のアディダスがアダムスゴルフの買収を発表してからほぼ一年。今後は、テーラーメイド、アディダスゴルフ、アシュワースに続く、4番目のブランドとして展開していくという。
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アディダスの第4のブランドとなるアダムスゴルフはトム・ワトソンの使用で有名
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米男子開幕戦では、ダスティン・ジョンソンが、テーラーメイドの新製品「R1」ドライバーで優勝。R1はクラウン部にオレンジとグレーのカラーリングを施した斬新なデザインのドライバーで、ひとつのヘッドで8~12度までロフト角の調整ができる。ソールプレートやウェートによる調整も健在で、現在流行のカチャカチャ機能を先駆けて開発した同社だけに、弾道調整の"最終形"ともいえるモデルになっている。
3月から発売が予定されているアダムスゴルフの新モデルも、"カチャカチャ"が搭載される見込み。また大ヒットしたRBZでもおなじみのソール部の"飛ぶ溝"も採用されるようだ。
アダムスゴルフは日本では安価なクラブの印象があるが、海外では大手メーカーと同様の価格で、特にユーティリティのカテゴリーでは、米男子ツアー、シニアツアーで使用率1位となるなど、ここ数年は業績好調。日本国内では中高年層をターゲットにするという。
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