松山英樹が全英オープン出場権を獲得した。日本人アマチュアの全英出場は過去に例があるのだろうか。
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マスターズ、全英の2大メジャーに出場!
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タイで行われた全英最終予選(IFQ)は、プロも含む76人が挑戦してわずか4枚の本戦切符を争う厳しい戦いだったが、松山は2位でこれを突破。上がり3ホールで大叩きして出場権を逃した昨年の雪辱を果たした。
予選参加人数こそ全米オープンに及ばないが、世界最古のオープン競技である全英オープンの門戸は広く開かれている。アジア、アフリカ、豪州、米国、欧州の世界各地でIFQを行い、資格を持つ者にはここから挑戦する権利を与えている。さらに、それ以外でも地区予選から最終予選に進むチャンスはあり、アマチュアでも出場チャンスは十分にあるのだ。
日本人アマとしては、まだIFQもなく、現地での最終予選があるだけだったころに、倉本昌弘(78年)、倉本泰信(90年)の2人がこれを突破して出場。また全米オープンには倉本泰信(80年)、中島和也(87年)の2人がアマチュア出場している。
アジアアマ連覇、2度のマスターズ出場で1度はローアマ獲得、日本ツアー優勝と世界的に実績十分の松山。全英オープンの公式サイトで「松山本戦出場!」はトップニュースとして扱われた。日本のファンだけでなく、世界が“サムライ”松山の活躍を楽しみにしている。
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