自身の開幕戦後の移動中に玉突き事故に巻き込まれ、首に負傷を負うという災難に見舞われた宮里藍だが、復帰戦のRRドネリーでいきなり2位と復活をアピール。好調の陰には、今季からスイッチした“ちょい小顔”ドライバーがあるようだ。
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ちょい小顔で戦う!
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昨季は460㏄の5代目「V-iQ」を使用していた宮里だが、今季はタイランドから「Xドライブ 909(9.5度)」という男子プロでも使用者の少ない420㏄の洋ナシ形状のモデルを使用している。
以前、宮里が重度のスランプになった際、同様に小ぶりの「P51-5」というプロトタイプのドライバーを使用して復活したことがあったが、操作性が高く、ミスへの許容範囲が狭いモデルを好むのはいかにも技巧派の宮里らしいチョイス。
まだシーズン序盤のデータながら、今季の宮里のドライビングディスタンスは、昨年の242.881ヤード(109位)に対して、255.125ヤード(58位)と、10ヤード以上伸びている。
新ドライバーが、ほかの有力選手に比べ飛距離面でハンディを背負っている宮里の強い味方になっているようだ。
本人も「インパクトで爆発するような感じ」と新しい相棒を気に入っている様子。今季はアイアン、ウェッジ、ユーティリティもチェンジしている宮里。近いうちに新クラブでの復活優勝もありそうな気配だ。
※データは3月18日現在
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