ヤング・キムとのプレーオフの末にプロギアレディスを制し、早くも今季1勝目を飾った昨季賞金女王のジョン・ミジョン。韓国でも、「ミジョン、幸先の良いスタート」(韓国経済新聞)、「早くもシーズン初優勝」(アジア経済新聞)、「2年連続賞金女王にGO!」(スポーツ東亜)などと報じられ、テレビ局SBSでは「日本通算22勝。目標する永久シード獲得のための30勝にまた一歩前進」と、永久シード達成に早くも言及する内容だった。
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JALトリオの“J”
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そんな韓国メディアのなかで目を引いたのは、ネット新聞「イーデイリー」にあった“JALトリオ”の文字。「日本女子ゴルフ界のJALトリオ、今年も好調」という記事だ。どうやらジョン・ミジョン(J)、アン・ソンジュ(A)、イ・ボミ(L)の頭文字で作られたニックネームらしい。ちなみに昨季韓国勢は日本ツアーで16勝を上げたが、そのうち6割、10勝が“JALトリオ"”によるもの。
その稼ぎ頭(4勝)であるミジョンの強さは、今年も健在というわけだ。
しかも、記事は「韓国人選手の4年連続賞金女王も関心事。今季はJALトリオがワンツースリーフィニッシュもあるかもしれない」とし、「3年連続で韓国選手に賞金王を奪われ、自尊心を傷つけられた日本だが、JLPGAには“トリオ”以外にも韓国の強豪が多く、今年も苦しい戦いが予想されるだろう」と、意気軒昂。
これまで韓国人で日本ツアー30勝という永久シードの条件をクリアした者はいない。日本での20勝により、すでに韓国ツアーの永久シードは得ているミジョン。日韓両ツアーでの永久シードはなるのか。
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