週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 5/21
2013/5/13更新

「史上もっともゴルフ向き」の
ランガー55歳、ツアー独走中!

 55歳のベルンハルト・ランガーが絶好調だ。マスターズでは息子のような世代を向こうに回し25位タイに食い込み、主戦場の米シニアツアーでは今季6戦2勝、トップ3入り5回の驚異的快進撃を続けている。


調子良すぎちゃってスミマセン!

 「いやあ、これほどシーズン序盤から調子がよいのは長いキャリアで初めてだよ!」

 シニア入りして3度年間最優秀選手賞に輝いているランガー本人が驚くほどの好調ぶり。先のグレーターグウィンネット選手権を逆転で制し、今季2勝目、同ツアー18勝目を挙げ、賞金ランクは2位のデビッド・フロスト(南ア)に32万ドル(約3千万円)近い差をつけ、独走態勢だ。

 「ゴルフは一生懸命努力しても報われないことのほうが多いもの。でも最近は練習をすればするほど結果が出ている。特にショートゲームがよい。グレーターに勝ったときも最終日は3ホールでパーオンを逃したけれど、そこを1アンダー(チップインバーディ1と寄せワン2)で切り抜けられたのが勝因」  

 ライバルのトム・レーマンは「ランガーには本当に波がない。おそらく史上もっともゴルフというゲームの適性を持ったプレーヤーだろう」と脱帽する。

 技術にプラスアルファーの“適性”を持ち合わせているのがランガーの強み。史上もっとも“ゴルフ向き”の男の快進撃は今後まだまだ続きそうだ。

 
【関連記事】
2013/3/12  肉食系“貴公子”55歳ランガー絶好調!
2011/3/22 世界のトップ、カイマーとランガーのゲルマン魂
2010/9/21 4度のイップスを克服し今季5勝のランガー

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト