週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 6/18

2013/6/11更新

モンダミンカップのチケット破格の１万円！
「どうして高い？」と聞いてみたら…

　今月末の国内女子ツアー、アースモンダミンカップ（カメリアヒルズＣＣ）の入場チケットが破格の高額で話題になっている。４枚つづりの前売りセット券が２万円。当日券は、決勝ラウンドの土・日が１万円！
　どうして？　安くならないの？　主催者とＬＰＧＡに聞いてみた。

昨年は服部真夕がＶを飾ったアースモンダミン

　国内ツアーの入場券の価格は、当日券（最終日）の場合、女子ツアーで３～４０００円。最高額の日本女子オープンでも５０００円（昨年）。男子ツアーでは、従来の最高額は中日クラウンズなどの６０００円だ。それが１万円！

　もちろん理由はあり、会場内の飲食は基本的に無料（アルコール類は有料）。カレー、ピザ、丼・麺類、ソフトドリンク類……。昨年の実績から、余裕をもった数量を用意するというが「万一、品切れの際はご了承ください」との断りも示されている。そのほか、グリーン周りに椅子を並べた観戦エリアを設置するなどの新サービスが実施されるという。

　それにしても高額だが……「いまの女子ツアーにはそれだけの価値がある、というポリシーで価格設定いたしました」（大会事務局）

　これまでが安すぎたという判断から、現状に一石を投じる思いがあるようだ。「安くならない？」の問いには、「ノー」。「思い切って一歩踏み出し、いただいた反応を参考に、改善を加えていきたいと思います」（同）

　ＬＰＧＡに聞くと、「高いという声があることは確かで、主催者さんにも伝えています。ただ、チケット価格を決めるのは主催者サイドで、制限もありません。今回は、食べ物、飲み物の無料サービスがついているということで納得しています」（広報部）。優勝賞金2520万円で、今年から４日間競技となるこの大会。価格にふさわしい試合の盛り上がりをぜひ期待したい。