週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/23
2013/7/16更新

メジャー3連勝プロも?やさしさ 重視。
パク・インビのアマっぽいセッティング

 今季メジャー3連勝と勢いが止まらないパク・インビだが、使用しているギアは意外にも日本のアマチュアゴルファーに人気のやさしいクラブばかりだ。




 ドライバーは、日本でも人気のダンロップ「ゼクシオセブン」。ロフト角は8・5度と立っているが、シャフトはSRフレックスと軟らかめ。

 アイアンも同じくダンロップの「ゼクシオフォージド」。女子選手といえどもシャープなハーフキャビティ型のヘッドを選択する選手が多いなか、スウィートエリアの広いポケットキャビティを使用し、シャフトもアマチュアに使用者の多い「NS PRO 950GH」だ。ツアー転戦でも体に負担がかからない点が気に入っているという。ダンロップとはクラブだけでなく、ボールや用品類も契約しており、絶大な信頼を寄せている様子だ。

 FWとUTは、昨年大ヒットしたテーラーメイドの「ロケットボールズ」を使用。一時は、"300ヤードスプーン"で話題のキャロウェイ「X HOT」を試すなど、流行に敏感なところも見え隠れする。グリップはすべて日本製のイオミックだ。

 ツアーでの平均パット数1位(1.702)と、最大の武器であるパターは、オデッセイ「セイバートゥース」。これもネオマレットの角型(つのがた)形状で、ミスの許容範囲の大きいやさしいパターといえる。本人は同じくパター巧者である宮里藍のリズムを参考にしているとコメントしているが、その宮里も同社の「テロン」という角型マレットのパターを使っている。

 メジャー3連勝のトッププロもやさしいクラブを使う時代。アマチュアにも参考になる点が多いのでは。


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