全英オープン予選落ち。ローリー・マクロイがもがき苦しんでいるようだ。
昨年は4勝。そのなかにはメジャーの全米プロも含まれ、世界ランク1位を32週連続(通算39週)維持した。しかし、今年になってメジャーだけ見ても、マスターズ25位タイ、全米オープン41位タイと凡庸、さらに全英では予選落ち。世界ランクは3位をキープしているものの、米ツアー賞金ランクは43位と低迷。平均ストロークは昨年68.873で1位だったのが、今年は70.422で35位まで落ちている。
巷では、ギアの変更の影響が大きいのではともいわれているが、米NBCテレビの辛口解説でお馴染みJ・ミラーは「女性(テニス選手のウォズニアッキ)にばかりに気をとられて、ゴルフは二の次になっているのでは。ゴルフは精神的に拡散したらゲームにならない」とピシャリ。
さらに、テレビ解説者の佐渡充高氏はまた違う見方。「ウォズニアッキとはもう2年半のつきあいになるし、折り合いはついていると思います。彼はいま、ブレインデッド(= 脳が死んでいる)の状態なのでは。とくにドライバー、ミドルアイアンショットの精度が低く、ゲームを組み立てられていないように見えます。考えこんで結果を悪くし、負の連環に陥っているのではないでしょうか」
イケイケの時には怖いものなしだが、守らざるを得ない時期に入るとゴルフの怖さが見えてくるもの。23歳で世界の頂点に立ったマクロイ。早くも"停滞期"に入った?
※データは7月28日現在
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