先週の週ゴル特大号の付録でプロ90人の使用クラブを一挙紹介したところ、黄色いシャフトがツアーで流行っていることが判明!
そのシャフトとは、グラファイトデザインの新モデル「ツアーAD MT」。爽やかなレモンイエロー色のシャフトは8月下旬からツアー現場に投入された。付録で紹介した90人のうち実に12人が使用。10人以上だったのはこの1本だけだったことからも、登場1カ月余りで急速に広まったといえる。
男子では、藤田寛之をはじめ、松山英樹や宮里聖志、優作兄弟らが使っている。ちなみにMTとは、「MountainTop」の略で、「山頂=頂点」を目指すという意味が込められている。
女子ツアーでは、宮里藍がドライバーを460㏄のXドライブプロト(新しいGR)に代えたのと同時にこのシャフトに変更したところ、「大型ヘッドとマッチし、高弾道になって飛距離が伸びた」という。宮里美香は、MTの44インチの短尺仕様にして、さっそく日本女子オープンを制している。
シャフトの特性は、中間剛性を高めて挙動を安定させつつ、手元寄りのしなりを持たせてタイミングが取りやすくなっているという。男女のトップ選手が使うこのシャフト、一般発売は11月7日の予定だ。
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