週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 1/28

2014/1/21更新

人気も突き出た!?
13年下半期はツノ型パターが大はやり

　13年下半期（７月～11月）のパター売り上げランキング（左表）は、なんとオデッセイの＂ツノ型パター＂の「♯７」がトップ５を独占するという結果になった。いったいどうして？

ヴァーサホリゾンタル#7ブラック

　上半期の上位5位には、オデッセイ２機種に加え、テーラーメイド、スコッティキャメロン、ピンが名を連ねていた。〝オデッセイの独占〟ならまだしも、今回の＃７のように〝ひとつの形状シリーズで独占〟するのは異例だ。

　人気だった＃７が下半期に支持を広げた要因は、使用しているプロの活躍が大きい。

　特に影響したのが石川遼だ。一時帰国し参戦した６月下旬のツアー選手権で初日に80の大叩き。そこで石川は、パターの変更に活路を見出す。＃７に代えた２日目は人が変わったかのようなバーディラッシュで65をマーク。それ以来、米ツアーでも度々使用している。

　ゴルフショップの店員によれば、「パターの人気モデルがプロに左右されやすいのは、プロと同じギアが使えることが大きいでしょう。＃７はプロの使用率が高いため、どのモデルも人気です」（ゴルフショップパルの馬場克尚氏）。ツノ型の人気を受け、週ゴルでも７月30日号にツノ型の試打企画を掲載した。

　ツノ型パターの勢いはどこまで続くか──。