ホンダクラシックでタイガー・ウッズと松山英樹が途中棄権した。マスターズまであと1カ月しかないけれど、大丈夫?
松山は左手首の故障を理由に2日目スタート前に棄権した。ただ、その程度は軽かったようで、翌週のWGCキャデラック選手権で戦線復帰を果たした。今週帰国し東北福祉大の卒業式に出席した後、国内で精密検査を含めた調整を経て、直接マスターズに挑む予定だ。
試合勘が気になるが、松山は以前から「あまり関係ない」と発言しており、マイナス要素ではなさそうだ。事実、1月のファーマーズインシュランスでは、故障からほぼ2カ月ぶりの試合だったにもかかわらず、16位タイの好成績を挙げた。
一方、最終日に腰痛を訴えて棄権したタイガー。彼の途中棄権は、2年ぶり7度目。だが、そのときは2週間後の復帰戦で優勝を遂げている。
今回は休養なしですぐに復帰した。試合前にタイガーは「(腰痛の具合は)まだ何とも言えない。痛みが和らぐよう毎日治療している」と現状だけをコメント。今後の経過が気になるところ。
米ゴルフジャーナリストの見解は──。「(ホンダクラシック3日目の)65のスコアは本調子に近づいたことの証明。腰痛が回復すれば大丈夫」(ゴルフマガジンのジョー・パソブ氏)という見方が多いが、「現状、彼のスウィングには問題が多い。オーガスタまでの6週間で調整するのは簡単ではない」(ゴルフドットコムのイーモン・リンチ氏)と不安視する声も。
いずれにせよ、彼らの一挙一動は、マスターズまで目が離せない。
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