全米女子オープン(6月19~22日。パインハースト№2)の最終予選会が、日本、韓国、中国、英国で実施されることがUSGAから発表された。
同大会の最終予選が米国外で開催されるのは初めて。日本では5月19日(月)に東名古屋CCで、1日36ホールをラウンドし出場権を争う。通過人数は未定。
選手たちの反応は?
昨年は全英女子オープン出場を目指し、渡英して予選会に出た堀奈津佳は「日本で全米女子の予選会があるのはすごい。海外に挑戦してみたい気持ちはあるので、日程が近くなったら考えます」
「即出場!」を明言したのは成田美寿々。「今年の目標は全米と全英出場なんです。予選突破のために、事前に練習ラウンドにも行くつもりです」とやる気満々の様子。
今季、米ツアーから撤退し、日本ツアーに専念することを決めた上田桃子。米メジャーには並々ならぬ思い入れがあるが……。 「日本に専念するということを決めた時点で、メジャーにも行かない覚悟を決めました。予選会も受けません」
昨年、賞金女王争いを演じた森田理香子と横峯さくらは、すでに全米女子オープンの出場資格を持つ。その他のメジャーも含めた意欲を聞くと……。
森田は「クラフトナビスコは出ませんが、全英は出ます。全米も前向きに考えていますが、いまの自分を冷静にみると米ツアーはまだじゃないかと」と、日本ツアーを優先する模様。
一方で横峯は、例年にない強いこだわりを口にした。
「ナビスコ、全米、エビアンに出ます。(日本女子プロはお休み?)そうですね」
エビアンと日程が重なる日本女子プロを欠場してまで海外メジャーにこだわるのには理由がある。
「小さい頃の夢が『メジャーで優勝争い』だった。遠い夢だと思っていたけど、今年は権利もあるので。去年獲れなかった賞金女王よりも、小さい頃の夢を優先させたい」
ゴルフなでしこたちは海外メジャーの舞台で輝けるか。
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