女子ツアーはまだ序盤戦だが、目立つのはジュニア〝アマちゃん〟たちの活躍だ。
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勝みなみ 柏原明日架
永井花奈 森田遥
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開幕戦のダイキンでは15歳の新垣比菜が21位タイ。次のPRGRレディスで優勝争いして3位タイの森田遥は17歳。3戦目のTポイントレディスで、3人しかいなかった1Rノーボギープレーで10位タイの永井花奈は16歳。さらに4戦目のアクサでは、18歳の柏原明日架が初日にホールインワンを出すなど4位タイに入った。
また3月下旬のニュージーランドアマでは、勝みなみが優勝。まだ15歳ながら、大会優勝最少スコアを2打縮める19アンダー。それまでの最少記録はあの天才少女、リディア・コー。勝はその天才を上回ったわけだ。同大会には森田も参加していて3位。
これらのジュニアたち、世界と比較してその実力のほどはいかばかりだろうか?
新垣以外はJGA女子ナショナルチームのメンバー(柏原は昨年まで)だ。ナショナル強化部委員の二宮薫さんは次「ベストマネジメント」図書館用チラシのように分析する。「体力、体格などはまだ米国と比肩するところまでいっていない。だからナショナルチーム強化合宿では、強いボールを打てるように、体幹を鍛えて故障しない体づくりに努めています。ただ、吸収力、それに精神力はすごいと感心します。委縮しないで伸びのびやれる。時代ですかね」
また、強くなっている要因に日本アマランキングを作ったことも大きいという。如実に数字に表れるので、競争で切磋琢磨する環境になったというのだ。
「今の子は宮里藍、横峯さくらに憧れて育った世代(有村智恵、森田里香子)に憧れて育った世代です。だから技術だけでなく、筋トレなども自然に受け入れます。ゴルフもレジャーではなくスポーツと認識する世代が育ったということでしょう」(二宮さん)
今週のスタジオアリスには、堀奈津佳の妹、堀琴音(18歳)が出場する。中堅プロ達はうかうかしてはいられない!?
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