マスターズ恒例のチャンピオンズディナー。今年のメインディッシュはなんと〝ワギュウ"だったという。
同ディナーは昨年のチャンプがメニューを決めるのだが、そのアダム・スコットがメインディッシュに選んだのは、もちろん豪州産ステーキ。ただしこの肉、赤身が多いとされる従来のオージービーフではなく、和牛の血を引く霜降り肉の「オーストラリアン・〝ワギュウ〟・ステーキ」。最近は豪州でも軟らかくて霜降りの肉が大人気で、アダムもその時流に乗った!?
歴代のチャンピオンたちにも大好評だったという。
和食といえば、99年にもテーブルに並んだことがある。親日家でもあるマーク・オメーラが前菜に握り鮨、刺身などの日本食をチョイス。料理はオーガスタの町の日本料理店「鞍馬」に依頼。初めて握り鮨がマスターズでの御膳に鎮座した。
和食は世界的にも認知度を高め、昨年12月にはユネスコ(国連教育科学文化機関)が「和食の食文化が自然を尊重する日本人の心を表現したものであり、伝統的社会習慣として世代を越えて受け継がれている」と評価し、無形文化遺産に登録された。
アダムはご存知のように〝和企業〟のユニクロと契約しており、これで衣・食が和。
あとは正真正銘の和、われらが松山英樹の凱歌を待ちたい。で、その時の松山はディナーにどんな日本の食を選ぶだろうか。第2の故郷の仙台、牛タン? それとも好物というウナギ?
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