週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/22号
2014/7/15更新

今週、日本アマだけど…
注目の10代男子は?

 先々週の日本女子アマに続き、今週は日本アマが開催される(7月8~12日・利府CC)。アマチュアゴルフ界では女子ジュニアの活躍は目立つが、男子ジュニアにはどんな注目選手がいるのだろう?

 男子ジュニアでの実績といえば、15歳でツアー優勝を遂げた石川遼がダントツだが、石川の前には伊藤涼太、後には浅地洋祐、伊藤誠道ら、プロの試合で予選ラウンドを突破し上位をにぎわせる実力を持ったジュニアがいた。

 今年の日本アマに出場するジュニアは、全141選手のうち37人。注目株の筆頭は、昨年の東海クラシックで中3でローアマ(56位タイ)に輝いた岡崎錬くん(15・高1)か。また、今年のチャレンジツアー開幕戦ノビルカップでローアマ(48位タイ)を獲った中井賢人くん(16)も錬くんと同い年。

 中学生は5人。世界ジュニア(7月15~18・米)代表に選ばれた石坂友宏くん(14・中3)と杉原大河くん(14 ・中3)に期待が集まる。

 しかし、プロの試合で活躍する選手の多い女子ジュニアと比べると、どうしても物足りなさを感じてしまう!?

「それは仕方のないこと」と説明するのは、多くのアマチュアをプロに育て上げてきたプロコーチ、江連忠。「女子はプロとアマの レベルが近い。それに女子のほうが心も体も成長が早いので、ジュニアでもプロの試合で活躍する可能性は高いんです。これは世界的に見ても同じ。米男子ツアーにはリディア・コーのような選手はいません」(江連)

 現在のナショナルチームのメンバーを見ても、全員がジュニアの女子に対し、男子はすべて大学生でジュニアはゼロ。それだけに、日本アマでジュニアが勝てばそれこそ快挙といえるのだ。

 
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