先月、世界文化遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」。おひざ元の群馬県富岡市にあるゴルフ場では世界遺産関連企画を打ち出し、集客を図っている。
富岡市へは、車なら関越道練馬ICから上信越道富岡ICまで約100キロ、圏央道からのアクセスも至便。都心のゴルファーでもラウンド後に「近くまで来たから寄っていく?」という気軽さで世界遺産観光ができる場所だ。
そうしたニーズに応えるのが富岡GCの「富岡製糸場入場券付プラン」。平日のみだが昼食付きで7800円(通常9034円)。「製糸場まで車で10分。8時30分までのスタートならゆとりをもって観光できます」(富岡GC)
温泉宿泊施設を持つ妙義CCでは製糸場入場券付きの「ゴルフ&製糸場見学宿泊パック」を用意。ラウンドした翌日に製糸場を見学できて1泊3食1ラウンド1万3940円。富岡クラブでもコテージを利用した宿泊パックがあり、「ラウンド翌日に見学する方が増えるのでは」と期待を寄せている。
世界遺産登録を記念したロングランコンペを実施中(9月末まで)なのが21センチュリーC富岡GC。参加費500円で、同県内の伊香保温泉のペア宿泊券や産直名産品、プレー招待券などの賞品を用意。「シルク製品の賞品も検討中です」(21センチュリーC)
ほかのコースでも製糸場関連のお土産コーナーを特設するなど、世界遺産ムードを盛り上げて集客を図っている。
ラウンドついでの世界遺産観光、行きたくなった?
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