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ゴルフクラブ・オブ・ジョージア  1/6 更新

 挑戦者たちの逸る心をリラックスさせるクラブハウス

外観

所在地/One Golf Club Dr., Alpharetta, GA 30005, USA
電 話/770-664-8644(米国)
開 場/1991年(レイクサイド)、1993年(クリークサイド)
コース/18ホール 7020Y P72(レイクサイド)
18ホール 7005Y P72(クリークサイド)
ハウス設計/Diedrich Architects & Associates of Atlanta
延べ床面積/53000sq(44315平方メートル)
ヘッドプロ/ヒース・デービス Heath Davis

ゴルフクラブ・オブ・ジョージアは名匠アーサー・ヒルズ設計の36ホールを擁する名門クラブ。1991年『ベストニュープライベートコース』(米ゴルフダイジェスト誌選出)に輝いたレイクサイド、湿地帯に広がるクリークサイド、いずれもチャレンジスピリッツをかき立てられる。そんなショットメーカーズコースに挑むゴルファーたちの心は勇むばかりだ。それならば、彼らを迎え入れるクラブハウスは挑戦者たちの逸る心をリラックスさせる場にしたい----そんなコンセプトで建てられたハウスに足を踏み入れた瞬間、落ち着きと安らぎに包まれる。

 玄関はクラブハウスの2階部分。ガラス戸の重みに高級クラブらしい威風を感じる。だが、いざ足を踏み入れると、アットホームな気分になる。正面に見えるのは、吹き抜け部分の天井にあたるパインツリーの組み木。エントランス左手にはアンティーク調のソファとテーブル。雰囲気も広さもアメリカ南部家庭のリビングルームを思わせる。右手にはフロントデスク。女性スタッフが気取りのない笑顔で声をかける。蕫小さな居間﨟がウエルカムエリアとして独立しているからこそ、ゴルファーの勇む気持ちは、まずここで和らぐ。

 パインツリーの組み木の下にある階段を降りると、オークツリーのダークカラーに囲まれたシックなムードのラウンジ。赤を基調とした絨毯が温かさを増している。ラウンジの右側には90席を擁するダイニングルームと3つのコンペルームが広がり、左側にはプロショップ、そして男性ロッカールームと続いているが、壁位置の工夫で視界が広がらないレイアウトゆえ、5万3000sqという広さを感じさせない。1つ1つの場所に独立感を持たせているからこそ、こじんまりしたアットホームイメージが醸し出されている。



フロント
玄関を入ると、それほど広くないロビーの右脇に小さなフロントがあり、女性スタッフが1人座っている
フロント対面 フロント対面にはソファーが置かれ、そこにはリンゴなどの果物がある。来場者は、さりげなくその果物に手を伸ばす
ラウンジ コンペルーム
ロビー奥は1階からの吹抜けとなっており、ラウンジがある。ここでもサンドイッチやパスタ、サラダなどの軽食がとれる クラブの会議やプレーヤー以外のミーティングも行われるコンペルーム。コースや有名プロが訪れた時の写真などで飾られている
スナックコーナー
1Fの男性ロッカー室内にあるスナックコーナー。ここでホットドッグやビールで歓談する。ロッカールームを単なる着替えの場所ではなく、長い時間を過ごす場所というコンセプト
シャワー室 日本のような浴室はない。男性ロッカー室にだけ、シャワー室がある


つづく
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ゴルフ場セミナーより転載

ゴルフ場の運営に携わる専門家向けに発行されている、ゴルフダイジェスト社発行「ゴルフ場セミナー」誌のカラー企画「クラブハウス探訪」からの転載です

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