ゴルフダイジェスト出版案内>クラブハウス探訪

クラブハウス探訪
ゴルフ場セミナーへ
ゴルフ場セミナー転載企画
袖ヶ浦カンツリークラブ新袖コース  1/20 更新
このゴルフ場情報へ

 「自然との調和」をコンセプトにスポーツ感覚を重視

フロント

在地/千葉県千葉市若葉区富田町1140
電 話/43-228-2221
開 場/昭和40年11月20日
コース//18H 6893Y P72
ハウス設計/(株)竹中工務店
ハウス施工/(株)竹中工務店
延べ床面積/3288平方メートル(うちハウス棟2973平方メートル)
構造/RC・S

1965年開場から33年後に建て替えられたハウスは、姉妹コースの和風とは違った洋風スポーティなものとなった。

 98年12月に完成しましたが、それまでがシックな建物でしたから、当初はメンバーから『体育館のようでゴルフ場に合わない』といった声も聞かれました。しかし、外見だけではなく、機能性のあるハウスを利用するうちに、このよさが理解されたようです。いまでは、明るく、大きな空間に満足されています。動線のよさにも、納得してもらっています」(営業部新袖課・加治屋恭氏)

 建て替えのきっかけは、88年に千葉県を襲った地震だった。翌年、耐震診断を実施しての結論は「建て替え」だった。先だって84年には、袖ヶ浦コースが35億円をかけて重厚な和風のクラブハウスに衣替えをしていた。新袖コースも委員会を立ち上げ、論議を繰り返す。当初の見積は40億円。しかしバブルも弾け、華美ではない、丈夫な耐震を第一に考えたハウスに軌道を修正。97年12月に着工し、現在のハウスが翌98年12月10日に完成した。総工費は約11億円である。

 一歩ハウスに踏み入ると、吹き抜けの空間、そこに注ぎ込む自然光、そして前面の窓ガラス越しにコースが見える。左にフロント、右にロッカー室、2階にレストラン。実にシンプルである。「外との融合性、自然との調和を基調にした、スポーツ感覚のハウスだと思います。窓ガラスのメンテナンスは月1回業者に頼んでいますが、全体の維持費を見ても、袖ヶ浦コースより3割ほど減です」(前出・加治屋氏)

 いまの時代に合ったハウスといえる。



外観 エントランス
ハウス外観 コース側のラウンジから、ロビー、エントランスを臨む。空間の大きさが分かる
レストラン コンペルーム
東西に広いレストランも、自然光であふれる。テーブル数は15卓 コンペルームは3室で、それぞれ定員20名だが、パーテーションを外せば80名まで可能
ロッカー 脱衣室
広さを感じるロッカールーム(ゲスト用男子200本、女子80本) オーソドックスな浴室と脱衣室


つづく
back GCオブ・ジョージア 2004年1月号
目次
飯能くすの樹CC 2004年3月号 next
特集目次●2012年7月号
競技開催で、イメージ&知名度アップ
コンプライアンスは大丈夫ですか?
DM&メルマガでプロモーション
夏に備える送風機ノウハウ&カタログ
 
ゴルフ場セミナーより転載

ゴルフ場の運営に携わる専門家向けに発行されている、ゴルフダイジェスト社発行「ゴルフ場セミナー」誌のカラー企画「クラブハウス探訪」からの転載です

ゴルフ場セミナーへのメールはseminar@golfdigest.co.jpへどうぞ
 
このページのトップに戻る top