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第3回 傾斜ライでの大失敗を回避するには? 2008.6.25

 

下半身がブレないようガッチリと固めたスイング

B.下半身がブレないようガッチリと固めたスイング
B.下半身がブレないようガッチリと固めたスイング

不正解
不正解

【解説B】
足場の悪い傾斜ライなどでは、ガッチリと下半身を固めて、体勢を確保するのが正解だと思う方もいるでしょう。しかし、残念ながらその答えは不正解です。いつも膝にゆとりを持って、ある程度柔軟に構えていた方が、バランスをキープできるのです。たとえば、通勤電車の中で、膝をガチガチに立っているのと、ゆとりを持っているのと、どちらが揺られにくいかを考えれば分かることです。バランスをキープしやすいばかりでなく、バランスを保つスイングの許容範囲も広がります。ガチガチの膝ですぐにバランスを崩していたところが、膝を緩衝部分だと意識したゆとりを持つことで、バランスを保つ限界も広がるというわけです。これはいかなるショットでも有効です。明らかな傾斜ライだけに限らず、常に膝を柔らかく、ゆとりを持ったスイングを心がけましょう。反射的にバランスを保つことができ、スイングの安定感が高まってくるはずです。

正解はこちら

中野孝明インストラクター
中野孝明インストラクター
1972年 神奈川県横浜市生まれ。学生ゴルフの名門、日大ゴルフ部出身。米国フロリダ州でミニツアー2勝をあげ帰国後、PGAライセンスを取得。ツアーでの経験に基づいた理論をもとにしたレッスンは、超初心者からプロ志望者まで、幅広く支持されている。
 

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