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片手打ちで上手く打つ必要はない

A.片手打ちで上手く打つ必要はない

⇒

正解

【解説A】
片手打ちドリルは、手打ちを矯正するためのドリルです。ナイスショットが出たか否かは関係ありません。実際にみなさんも片手でクラブを持って素振りをしてみてください。体の回転を止めて、腕だけで振るとクラブの軌道がバラバラになりませんか？感覚によるナイスショットがたまに打てたとしても、これでは安定したショットは望めません。もしこれで安定したショットが打てれば、それはとても感覚が優れている人です。しかし、それでもプレッシャーがかかったりしたときに同じことができるかといえば疑問です。ゴルフは再現性を求められるスポーツです。そのために何かガイドとなるものが必要なのです。そのガイドを見つけるために片手打ちがあるのです。片手打ちは、右ワキを締め、体の回転と腕の振りを同調させるのが基本です。この感覚（体と腕の動きの関係性）を知ることがとても重要なのです。常にグリップエンドがおへそを指しながら体と腕が回転（同調）する。この動きはスイングの大きさに関係なく意識しなければなりません。アベレージゴルファーの多くは、フルショットで体の正面からクラブが外れてしまいます。つまり、テークバックで体の回転が止まっているにもかかわらず、腕だけが独立してテークバックを続けようとします。これでは片手打ちで腕だけで打っているのと同じで、安定ショットは打てません。腕打ちは感覚力が頼りとなります。ガイドを作り、感覚力に頼らない機械的なスイングは、プレッシャーやシチュエーションに影響しないタフなスイングを作ります。時には感覚も必要ですが、機械的なスイングで再現性を高めることもゴルフでは重要なのです。

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