飛距離重視のディスタンス系だが、打感や操作性も向上し、井上プロも舌を巻くほどの優れた逸品も見られた。なお、キャリーとラン性能をマトリクスにまとめた。風が強い日やコースコンディションが悪い日はキャリータイプ、というようにボール選びの参考にしてもらいたい。
スイングロボットによる試打で、平均飛距離NO.1に輝いたのは、キャロウェイゴルフ「レガシーボール」。
2位にはタイトリスト「グランゼ・プレミアム・ブルーパール」が続いた。ディスタンス系モデルの「飛び」は外資系ブランドに分があるといえそうだ。 試打を行った井上プロの打感NO.1は、ブリヂストンスポーツ「ツアーステージ V10」。スピン系モデルと比べても遜色ない打感の軟らかさ、スピンの効き具合、力強い弾道に井上プロも驚きを隠せない様子だった。 最近のディスタンス系は、適度にランが出るうえに、意外とよく止まるボールが増えてきている。やさしくゴルフをエンジョイしたい人におすすめだ。 【キャロウェイゴルフ】 ※1ダース・実勢価格6,300円(税込)
井上プロ/ディスタンス系とは思えないほど打感が軟らかい。それに飛距離も出ます。「飛距離も打感の軟らかさも欲しい」というゴルファーにオススメです。
【タイトリスト】 ※1ダース・実勢価格7,056円(税込)
井上プロ/打感が硬く、よく上がります。スピンがさほどかからず直進性が高いので、本当によく飛びますね。「ザ・ディスタンス系」というボールです。
【ブリヂストンスポーツ】 ※1ダース・実勢価格7,056円(税込)
井上プロ/打感が軟らかい割に低スピンで高弾道。だから、よく飛ぶだけでなくショートゲームでも威力を発揮してくれます。ポテンシャルの高さを感じさせます。
【テーラーメイド】 ※1ダース・実勢価格6,300円(税込)
井上プロ/打感が硬い分、弾道は非常に高いですね。ディスタンス系だけあって、スピンが少なく、「前に前に」行く感じ。飛距離に悩む方にピッタリです。
【ご注意】 取材協力/藤倉ゴム工業株式会社・鶴舞カントリー倶楽部 インデックス
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