その上杉さんが、ゴルフを再開したきっかけは2001年に太平洋クラブ御殿場コースで開催されたEMCワールドカップを記者として取材したことがきっかけ。
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったプロが、18番ホールでミラクル・イーグルを獲ったショットを目の当たりにして若かりし頃のゴルフ熱に再び火が付いたという。
「そのとき手にしたドライバーは、当たり損ねた、と思うショットでも200ヤード以上飛びます。それこそボールにヘッドを当てれば飛ぶという印象でした」。
やさしい。中・高校生のころ7番アイアン1本でのラウンドも当たり前だったころ、トップ目にヒットして飛ばすティショットからフェースを開いてバンカーショットまでこなす体験もしている上杉さんには、振るだけで思い通りに飛ぶクラブの進化は驚き以外の何者でもなかった。
上杉さんのプレースタイルはハーフ毎にパープレーを目標にコースと対峙するアスリート系。クラブへのこだわりは少ないが、やさしさは重視する。ゴルフを再開して使い始めた、やさしいクラブでもゴルフのおもしろさは、少しも色褪せてはいなかったからだ。
「クラブが進化したからこそゴルフの裾野が広がったのだし、女性の参加も増えました。New GiEドライバーのスペックを見ると、まさにちょうどいいクラブ。対応ヘッドスピードも私にピッタリだし、アスリートモデル=ストイックという概念を打ち破る扱いやすさを備えているところがいい」と話す。