連載企画Vol.2 革新

ジャーナリスト 上杉隆さん

プロゴルファーを目指していた

旺盛な批判精神を前面に出して政治ジャーナリズムを中心に様々なメディアで活躍する上杉さんは、実はゴルフにも造詣が深い。なにしろ、セベ・バレステロス、トム・ワトソン、ジャック・ニクラスといったビッグネームが活躍していた1980年代に中学生だった上杉さんは、ベン・ホーガンの「モダン・ゴルフ」をバイブルに友人や周囲のおとなたちのクラブを借りてゴルフに明け暮れていたことがあるほど。

「当時使っていたドライバーは、ヘッドがいまとは比べものにならないくらい小さなパーシモンです。芯をハズしてトゥやヒールでヒットしたら、せいぜい50ヤードくらいしか飛びません。そのころはまだヤードではなくて、メートルでしたが(笑)」。

その頃の夢だったプロゴルファーへの道は、関東ジュニア大会に出場した高校生の時、2歳年上で同年代では傑出していた川岸良兼プロの豪快なショットを目の当たりにしたことで自ら封印したという。が、上杉さんは紛れもなくアスリートゴルフをばく進していた。

しかし、代議士秘書になった20歳代前半でゴルフから遠ざかり、30代半ばまではクラブを握ることもなかったという。

10数年のブランクの間にクラブは大きく進化

その上杉さんが、ゴルフを再開したきっかけは2001年に太平洋クラブ御殿場コースで開催されたEMCワールドカップを記者として取材したことがきっかけ。

当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったプロが、18番ホールでミラクル・イーグルを獲ったショットを目の当たりにして若かりし頃のゴルフ熱に再び火が付いたという。

「そのとき手にしたドライバーは、当たり損ねた、と思うショットでも200ヤード以上飛びます。それこそボールにヘッドを当てれば飛ぶという印象でした」。

やさしい。中・高校生のころ7番アイアン1本でのラウンドも当たり前だったころ、トップ目にヒットして飛ばすティショットからフェースを開いてバンカーショットまでこなす体験もしている上杉さんには、振るだけで思い通りに飛ぶクラブの進化は驚き以外の何者でもなかった。

上杉さんのプレースタイルはハーフ毎にパープレーを目標にコースと対峙するアスリート系。クラブへのこだわりは少ないが、やさしさは重視する。ゴルフを再開して使い始めた、やさしいクラブでもゴルフのおもしろさは、少しも色褪せてはいなかったからだ。

「クラブが進化したからこそゴルフの裾野が広がったのだし、女性の参加も増えました。New GiEドライバーのスペックを見ると、まさにちょうどいいクラブ。対応ヘッドスピードも私にピッタリだし、アスリートモデル=ストイックという概念を打ち破る扱いやすさを備えているところがいい」と話す。

自分のクラブとの違いを知ろう

上杉さんが最近手がけている仕事の軸足は、報道システムの革新にある。より多くの人が、より正確な情報を入手できるようにしようというのが狙いらしい。

「まずみんなが知ることです。情報を共有できることで、自分が置かれている環境を正しく知り、正しい判断ができることになり、また新しい発想がうまれます」。

ゴルフクラブも革新があったからこそ、多くの人がゴルフをより深く楽しむことができるようになった。上杉さんは、ゴルファーがその革新を知ること、認識することが大切だという。

「それこそ目まぐるしいほどに変化し続けているクラブのどこが、どう変わったのか。自分が使っているクラブとどこが変わったのか。どこが変わってないのか。知っているといないとでは、大違い。進化なのか単なる変化なのか判断が付きません。ミスショットしたときに原因がクラブなのかそれとも自分なのか検証することもできませんから迷いが生じます」。

パーシモンのドライバーでギア効果が出る仕組みを知っているからこそ、New GiEの6分割バルジ&ロール設計が持つ高い価値が理解できるし、安心してその機能を活かしたショットができるというわけだ。

New GiEドライバーが秘める革新は、プレーヤーが自分のクラブとの違いを知ることで、その機能を活かして自分のプレーのレベルアップにつなげることができる。

自分にあったクラブを使う

「昨年、オーガスタに大会を見に行きました。練習場で見ていると、若いプロは100ヤードで着地したボールのスピンがまちまちでした。春先ですからフェースのミゾの変化に技術がまだ着いていなかったと思います。それでもベテランのプロのボールは、ピタリと止まります。初日はベテラン勢が上位に目立っていませんでしたか。クラブがプレーヤーに及ぼす影響は、とても大きいと感じました」。

フェースのミゾの変化がプロゴルファーのパフォーマンスを左右していたわけだ。プロでさえ、そうなのだから私たちが自分に合っていないクラブを使っていたのでは、結果を求めることは不可能に近いだろう。

New GiEシリーズが重心設計にこだわり追求したやさしさは、スコアにこだわり、コースとの闘いに全力を尽くす競技志向のあなたに、これまでにない好結果をもたらす。そして、あなた自身をさらに高いレベルでプレーできるゴルファーへと革新してくれるだろう。

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