発売当初から高い支持を得ている「モトーレ」シリーズ。シャフトのしなりでスイングを加速させる「モトーレ・スピーダー」と、パワーをロスすることなく飛びに伝える「モトーレ・F1」の2モデルで展開されている。その「モトーレ」シリーズに、「モトーレ・スピーダー アイアン」が今秋ラインナップに加わった。
女性ゴルファーやシニア層は飛距離を求めてカーボンシャフトを使用するケースが多かったが、男性プレーヤーにとってアイアンのシャフトといえばスチールが主流だった。しかし最近では、男子のトッププロの中にもカーボンシャフトを使用するプレーヤーが増えてきている。これは、カーボンシャフトの性能が飛躍的に向上してきたことが背景にあるようだ。そんな中、登場した「モトーレ・スピーダー アイアン」は、先行発売されているウッドシャフトのコンセプトを踏襲している高性能モデルだ。
「モトーレ・スピーダー アイアン」は、強烈な走りで飛ばすスピーダーの性能はそのままに、アイアンで重視される方向性を携えたシャフトに仕上がっている。その秘密は7軸テクノロジーにある。飛距離性能に優れた3軸織物繊維に、操作性を補完する4軸織物繊維をプラス。世界初となる7軸テクノロジーが、スイング中のブレを軽減。そのため、抜群のコントロール性があるわけだ。
また、ヘッドスピードが速くなくても、シャフトがしなりヘッドが加速するのでキャリーが伸び、トータル飛距離のアップも期待できる。ラインアップは45グラム、60グラム、75グラムの3種類。45グラム、60グラムは女性・シニアゴルファーやアベレージゴルファー向け。力まずスムーズにスイングできる軽量モデルだ。一方、現在スチールシャフトを使用していて、ボールの高さを出したい方や、飛距離アップを目指すゴルファーには、75グラムのシャフトがマッチするはずだ。