「つかまりが悪い」「振り遅れる」ーー。今までいわれた長尺ドライバーのデメリットである。46.5インチのシャフトを採用しながらこの問題を解消するために着目したのが、シャフトの挙動とヘッドの重心位置だ。シャフト開発にあたっては、47インチクラスの長尺モデルを使用するドライビングコンテスト出場者のクラブを調査、研究もした。
結果、大型ヘッドを無理なくしなり戻すためには、シャフトの中央から先に向けて軟らかくする構造がベストだという答えに辿り着いた。また、ヘッドの重心位置を最適な位置(ネック側後方部)に配することで、スクエアにインパクトができる設計とした。これらの開発により、長尺ドライバーにあった飛距離ロスの原因を払拭することに成功したのだ。実際、事前に一般ゴルファーを対象に行った試打計測会においても134人中85人と実に6割以上※の方の飛距離が伸びるという結果となった。
46.5インチを採用した「JPX AD ドライバー」は、飛躍的な飛距離アップとともに、従来のデメリットを排除して方向性、ミート率も向上させたドライバーといえる。