CRAZY : “クチコミ”で広がる気になる新製品たち

ツアープロにとってクラブは商売道具。14本すべてに最高の働きを求め、その多くが特注品。いわゆる「ツアー支給品」となる。そうしたプロのためだけに作られるクラブには、詳細なところにまでこだわりが詰め込まれる。よくいわれるヘッドの”顔”が市販品と違うことは有名だが、シャフトに至っては素材を変えることもあるそうだ。シャフトの性能で球筋・飛距離が変わることは周知の通りだが、ツアー支給品は、より良い素材を使い妥協のないクラブに仕上げられている。つまり、プロはスイング技術もさることながら、完璧な道具を使うことでさらに高いパフォーマンスを発揮しているのだ。

そんな「支給品」と同等、あるいはそれ以上の製品をラインアップしているのが「クレイジーシャフト」だ。アマチュアゴルファーにも妥協のない最高のクラブを届けたいという思いがその製品には詰まっている。

シャフトの原料となるのがカーボン繊維。その強度はシャフトの性能と直結する大切な要素である。やわらかい素材であれば、強度を出すために何重にも繊維を巻かなければならず、重量がかさみ自由な設計ができない。そこで織り方を工夫し強度を上げ、設計の自由度を高めているのが、いまのシャフトの流れ。また、大きく負荷のかかる一部分に高弾性カーボンをあてたシャフトも多くリリースされている。

クレイジーシャフトは高弾性カーボンをシャフト全体に使用した。一般のシャフトは20t～40t程度の弾性強度を持つカーボン繊維を使用しているが、クレイジーシャフトは、50t、80tを使用。こうした数値の高い高弾性カーボンを使用することで、シャフトの粘りやスピード感などを格段に向上させているのだ。

また、高弾性カーボンは非常にコストがかかる素材。作業工程も面倒で技術と時間が多くかかる。手間がかかるので、大量生産には不向きといわれ、当然、販売価格も他に比べれば高くなる。だが、「クレイジー」は、“多くのゴルファーに妥協しない最高のクラブでプレーしてほしい”という思いでまさに妥協することなく、高品質のシャフトを提供。そのため、いずれのシャフトも「支給品」に負けない性能に仕上がっている。ギアにこだわりを持つゴルファーにピッタリのシャフトだ。